
雨が降る予定だった2026年3月の木曜日、朝になると雨は降ってなかったので、中々予定が合わず行けなかったお寺さんへ、参拝に行くことにしました。
雨の寺社は風情があって素敵ですが、ブログで紹介するためにはやはり晴天が望ましいですよね。
晴れてよかったです!
今回参拝するのは、兵庫県川西市にあるお寺で、勝福寺(しょうふくじ)です。
名前の漢字が大層~幸福度が高そう……。
こちらは西国24番の霊場である真言宗中山寺の弟子、善了が建てた真言宗の道場が始まりでした。
実はこちら、裏山かつ鎮守の森に、古墳があるんです!
それも前方後円墳。
兵庫県にそんなちゃんとした(?)古墳があるとは知らず、下調べでびっくりしました。
というわけで今回は、勝福寺と勝福寺古墳を紹介しますね。
*勝福寺の基本情報

・正式名称:浄土真宗本願寺派宝塚山勝福寺
・山号:宝塚山
・宗派:浄土真宗
・創建年間:大同2年(807年)
・本尊:阿弥陀如来
・開山:善了
・住所:兵庫県川西市火打2-16-5
・アクセス:阪急電車宝塚線 川西能勢口駅より徒歩20分
・営業時間:9:00~17:00(電話受付時間)境内は24時間入山可能
・休業日:なし
・駐車場:あり(少数:イベント時には周辺の私営駐車場を利用)
・電話番号:072-759-1528(代表)
・公式HP:https://shoufukuji1020.jimdofree.com/
歴史
調べたのですがあまり詳細がなかったので、勝福寺さんの公式HPより、引用します。
807年頃、西国24番の霊場、真言宗中山寺の弟子、善了が建てた真言の道場あり、勝福寺と名付けられていた。のち、貞治元年(1362)になって、本願寺の存覚上人が摂津に巡教し、このときに火打に滞在、教導され、浄土真宗となる。同寺にかかげられている喚鐘にはこの間の事情を印刻している。
出典:勝福寺公式HP
真言宗中山寺については、以下の記事で紹介しています。
お祭り情報など
- 毎月第4土曜日: 納骨者のお勤め(14時)
- 毎月第2・第4日曜日:お朝事(朝8:00より)
- 毎月ヨーガ:1回500円(日時はお寺まで)
- 常例法座:3月、6月、7月、9月、11月の10日
【1月】
・元旦祭:1月1日
・御正忌報恩講:1月15日
【2月】
・仏教婦人会物故者追悼法要:2月10日
【3月】
・春彼岸会:3月17~23日(21日14時より法要)
【4月】
・花祭:4月2日
・春季永代経法要:4月22~23日
【5月】
・讃寿会(11時)・降誕会(13時):5月20日
【7月】
・勝福寺キッズサンガ(流しそうめんとクラフト):7月31日
【8月】
・ 戦没者追悼法要(14時)・盂蘭盆会(19時):8月7日
【9月】
・秋彼岸会(23日14時より法要):9月19~25日
【10月】
・秋季永代経法要(14時・19時30分):10月22~23日
【12月】
・ふぁみりー 除夜の鐘 (14時~16時)/除夜の鐘 (23時~25時) :12月31日
*勝福寺の境内案内
では、参拝しましょう!
阪急宝塚線の川西能勢口駅からは、徒歩で約20分です。
バスもありますので、足が痛いという方は阪急バスがおすすめですよ。

駅の西口改札を出たら、右手に梅田方面、左に宝塚方面を見て上側の道、猪名川渓谷ラインをまっすぐに進みましょう。
第二共立病院を超えて道沿いに行くと、右側に川西市立総合医療センターがあるところ、Y字路が出てきます。
Yの部分に中古車販売のガリバーがあるのでわかりやすいと思いますよ。
病院やガリバーを右手に見ながら、そのまま来た道を真っ直ぐ進んでください。
ローソンなどを超えて進むとこんもりとした森が見えてきます。
そのあたりには勝福寺の看板がありますので、すぐにわかりますよ。
住宅街の中にある、勝福寺に到着でーす!

立派な山門ですよね。
宝塚山と書かれていますが、これは「ほうちょうざん」と読みます。
兵庫県民ならすらっと「たからづか」と読んでしまうと思うので、私も父も驚きました。
こちらの山門は恐らく普段から閉じたままであるようですが、左隣の車入口から入れますよ。


こちらは参拝客用の駐車場ではあるようですが、停まれるのは4台ほどかな、という大きさですし、イベント時には停められないと思います。
そのため、車で行こうと考えている方はできるだけ近くのパーキングを探した方がいいかもしれませんね。

こちらの勝福寺では地域の方々との交流が盛んで、いろんなイベントを催してらっしゃるようです。
この日もキッチンカーやウクレレ演奏者さんなどが来ており、山門前で親子連れが食事を取っていましたよ。
ちょっと失礼して、参拝を……。

大きな建物でした!
屋根もとても立派で、厳かな雰囲気。
本堂の扉が開いていたので、午前中に法要などがあったのかもしれませんね。


靴を脱いで上がり、合掌しました。

中も広々としていました。
公式HPによると、ここ本堂の中で子どもさんの催しや音楽祭などもあるそうです。
いいですね、地域との交流が盛んで。
楽しそうですし、そういう交流があるからこそ、子どもたちも自然に神仏を大切にするようになるのではないかなと思います。
ちなみに、お寺の参拝方法は以下の記事で説明しておりますので、よろしければどうぞ。
▼関連記事
本堂を出ると、お相撲さんが石を支えている像を発見。

支えているのは、このようなもの……。
水が貯められていました。
これは何でしょうか。

屋根には狛犬さんのような生き物が……!
足がピーンとなっていて、可愛い(笑)



これは西本願寺の寺紋、下り藤ですね。
よく知られている「下り藤の家紋」は葉っぱに茎ではなく蔓のようなひも状のものが垂れています(下の図)が、こちらは葉っぱと茎です。

西本願寺派のお寺なので、下り藤を使っているのでしょう。
この紋は、瓦にも使われていましたよ。

インターネットで調べたところ、葉っぱと茎がある方の「下り藤紋」を使っていたのが石田三成と出ていて、一人で興奮した私です(別に興奮する必要はなかったですね……)!
*古墳と鎮守の森散策
そしてですね、参拝後はまさか川西市にあると思っていなかった古墳の見学です。
下調べでびっくりして、近くまで行けるようでしたのでぜひ見ようと思ったのですが、お寺さんから直接行けるわけではありませんでした。
お寺の左隣にある八阪神社の境内、勝福寺の裏山に当たるところにあるそうで、勝福寺の住職さんに行き方を教えていただきました。
まずはお寺を出て右、坂道をちょっと上がったらドーンと出てくる八阪神社への参道(階段)を登っていくとあるそうです。
八阪神社(坂ではありません)については別の記事で紹介しますので、ここでは古墳に集中しましょう。

階段は、割ときついです……。
運動不足かつ、最近右膝が痛い私はひーひー言いながら登りました。
この鳥居をくぐり、八阪神社の参道を歩いて、矢印のところで右手に曲がります。

ちょっと道が悪くせまいですが、細い道を下るとすぐに古墳がありました。


中から出てきたものは、川西市文化財資料館で展示しているそうです。
思ったよりも大きくて驚きました。
フェンス越しですが、入口も見えますよ。

こちらの古墳の周囲は整備され、森の中を散歩できるようになっていました。
春先の温かい日でしたが、森の中はひんやりとしていて大変静か。
心が一気に静まり、落ち着きましたよね。
これぞ鎮守の森です。

竹林もあったんですが、まあ風がさわさわと音を立てており、よい雰囲気!
これならもう人がたくさんの京都までわざわざ竹林を堪能しにいく必要はないよねー、と思いました。

外国人どころか日本人も誰もおらず、静かで素敵な場所でしたよ。
特に夏場など涼しくていいんじゃないでしょうかね。
勝福寺に参拝の際には、ぜひ裏の古墳まで行ってみてください!
*こちらもどうぞ
同じ兵庫県川西市にある小戸神社です。